馬油の意外な活用術

火傷やかぶれ、すり傷などに馬油を塗るという習慣は、はるか昔から日本にあったようです。昔は庶民の手に渡るものではなく、武士や侍の秘薬として受け継がれてきました。様々な皮膚へのダメージに効果的とされていたので、戦で生傷が絶えない武士や侍にとっては必需品だったのでしょう。江戸時代になり庶民の間にも馬油が広く使われるようになりました。 今日では肌のデリケートな新生児のマッサージや、乳頭のお手入れなどに馬油を使用する産婦人科が多くあります。 馬油は火傷やかぶれに塗布する以外にも、スキンケアに活用することができます。シミやソバカスを防ぐのにもよいとされていますが、活用方法はそれだけではありません。

ヘアケアに

新生児のマッサージにも使える安全性から、産婦人科以外でも多くのエステサロンで馬油が使用されています。血行促進や保湿力にも期待できるので、若々しく美しい体を目指す女性達からも支持されているようです。お顔のスキンケア以外にもボディクリームとして活用できる馬油ですが、実はヘアケアにも使用できます。馬油に含まれるα-リノレン酸は皮脂の分泌量を抑え頭皮をすこやかな状態に保ちますので、育毛にもよいとされています。浸透力も高いため育毛剤と併用するという方法もおすすめです。

気になる体臭に

馬油は火傷やかぶれなどによく使用されていますが、α-リノレン酸が豊富に含まれているため、抗菌作用がありお肌を清潔に保つことができます。そのため雑菌が繁殖し体臭につながる脇やデリケートゾーンに塗布すると、体臭が改善したケースもあるようです。美意識の高い女性はもちろんエチケットを気にする男性もお使いになれますので、ご家庭に1つ常備してはいかがでしょうか。お風呂上りなどの雑菌が減った清潔な肌へ使用することをおすすめします。 (αリノレン酸には血行促進作用、殺菌作用、消炎作用、抗アレルギー作用などがあります。)

当店ではα‐リノレン酸を豊富に含み厳選された原料のみ使用した高品質の馬油を取り扱っています。 無添加やオーガニックにこだわる方にも納得していただけるこだわりの製品となっています。