しその葉でアレルギー対策

料理の名わき役としてもお馴染みの「しその葉」は、古くから日本に自生する和風ハーブとして利用されてきました。最近では、花粉症やアトピー、喘息などのアレルギーへの効果も期待されています。こちらでは、しその葉とアレルギーの関係を紹介します。


しその葉について

しそは、草丈約60cmになり、葉がギザギザしている特徴を持った1年草です。しそ科に属していて、大きく分けると緑色の「青じそ」と紫色の「赤じそ」の2種類に分けることができます。青じそは年間を通して手に入れることができますが、赤じそは6~8月に旬を迎えます。

しその葉は非常に栄養価が高く、カロテンをはじめ、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、シソアルデヒド、ルテオリン、鉄分などが含まれています。爽やかな香りを持ち、刺身のつまや天ぷら、麺類の薬味などにもよく利用されます。


しその葉とアレルギー

しその葉には、体内でEPAやDHAに変化する「αリノレン酸」が含まれています。EPAには免疫を元に戻す働きがあり、アトピー性皮膚炎や花粉症などを緩和する作用があるといわれています。

また、免疫機能と関係がある「ルテオリン」や、ヒスタミンの遊離を抑制する「ロスマリン酸」なども含まれています。これらの成分はとても安定した物質のため、熱を加えたり、他の食品とあわせても変化しません。


ソの葉エキスと免疫機能

免疫機能が過剰になっておこるのが、アレルギー、アトピー性皮膚炎など。シソの葉エキスは、免疫細胞のひとつであるTNFの産生を抑えることにより、炎症を鎮めるはたらきがあると研究されています。アレルギーやアトピー性皮膚炎の治療には副作用が強いステロイドがありますが、ステロイドは免疫細胞のひとつであるTNFをほぼ100%抑えてくれます。一方で、シソの葉エキスにも同様な働きがありTNFを50~80%抑えてくれます。TNFは人間にとって元来大切なもので、それを100%抑えてしまうのは必ずしもいい姿ではないかもしれません、シソの葉のように穏やかに抑えるのがからだにやさしい選択ともいえるでしょう。


当店では、手軽に飲めるしその葉エキス「アミン」の販売を行っております。しその葉は、北海道の契約農場で減農薬有機栽培されたものを使用し、厳しい衛生・環境管理の下、抽出されたしその葉エキスを花粉症対策として使用してみてはいかがですか。また、敏感なお肌でお悩みの方には、しその葉エキスを配合した「プローラスキンケアシリーズ」をおすすめします。